Fitbit Versa 4で音楽再生は不可?Spotifyの操作方法と真実を解説

Fitbit Versa 4の製品画像とタイトル「Fitbit Versa 4 Music Limitations」が表示されているスライド

こんにちは。UpGear運営者のKです。

ランニング中にスマホを持たずに音楽を聴きたい、そう思ってFitbit Versa 4を手にした方も多いのではないでしょうか。

でも、設定画面をどれだけ探しても音楽を転送する項目が見つからない。もしかして故障?それともやり方が間違っている?そんな不安を抱えて検索し、この記事にたどり着いたのだと思います。

結論から言うと、その違和感は決して気のせいではありません。今回は、多くのユーザーが直面しているFitbit Versa 4の音楽再生に関する仕様の真実と、現状で私たちができるSpotifyなどの操作方法について、包み隠さず正直にお話しします。

できないことを嘆くだけでなく、どうすればこのデバイスを最大限活用できるか、一緒に見ていきましょう。

この記事でわかること
  • Fitbit Versa 4単体では音楽データの保存や再生ができない理由
  • 通知機能を活用して手元でSpotifyを操作する具体的な手順
  • YouTube Music連携でできることとプレミアム加入の必要性
  • 音楽機能を重視する場合に検討すべきVersa 3やGarminとの違い
目次

Fitbit Versa 4の音楽再生は可能か?

音符マークとクエスチョンマークのアイコンで、Fitbit Versa 4で音楽が聴けるか問いかけているスライド

「スマートウォッチなんだから音楽くらい聴けるでしょ?」と私も最初は思っていました。しかし、Versa 4における音楽機能の扱いは、前モデルや競合他社と比べてかなり特殊な状況になっています。

ここでは、Fitbit Versa 4の音楽再生に関する「できること」と「できないこと」を明確に整理してお伝えします。

Fitbit Versa 4はSpotify操作のみ対応

ランニング中にスマホを携帯している男性の画像と、ウォッチ単体での音楽再生は不可でリモコン操作のみ対応という解説

まず、多くの人が愛用しているSpotifyについてです。残念ながらVersa 4にはSpotifyの公式アプリが存在しません。アプリギャラリーをどれだけ探しても出てこないんですよね。

「じゃあ全く使えないの?」というと、実はそうでもありません。あくまで「スマホで再生しているSpotifyの操作」に限って言えば、擬似的に可能です。

これはVersa 4自体がSpotifyを動かしているのではなく、スマホからの「通知」を利用して、再生・停止・曲送りを行うという仕組みです。

画面上でプレイリストを選んだり、ライブラリをブラウジングしたりすることはできませんが、ランニング中にポケットのスマホを取り出さずに曲をスキップするくらいならなんとか対応できます。少し不便ですが、割り切れば使えなくはない、といったレベルですね。

YouTube Musicの連携と操作方法

次に、Google傘下となったFitbitならではの機能として「YouTube Music」との連携があります。これこそがVersa 4における唯一の「公式」な音楽コントロール機能です。

しかし、ここにも大きな落とし穴があります。この機能を使うためには、以下の厳しい条件が必要です。

YouTube Music連携の注意点
  • YouTube Premium(有料)への加入が必須
  • スマホが常に近くにあり、Bluetooth接続されている必要がある
  • スマホ側でYouTube Musicアプリが起動している必要がある

つまり、これも結局は「スマホのリモコン」なんです。ウォッチ単体で音楽が聴けるわけではなく、月額料金を払ってリモコン機能を手に入れるという形になるため、ユーザーとしては正直「うーん…」となってしまうポイントかなと思います。

曲のダウンロードや入れ方は存在しない

音楽用ストレージは非搭載であり、通知機能を利用して操作することを示す解説スライド

「昔のMP3プレーヤーみたいに、パソコンから曲を転送できないの?」という疑問もよく耳にします。Versa 3まではDeezerやPandora、あるいはMP3ファイルを本体に保存する機能がありました。

しかし、Fitbit Versa 4には、ユーザーがアクセスできる音楽用ストレージ(保存領域)が一切ありません。

したがって、どんなソフトを使っても、物理的に曲を入れる方法は存在しないんです。ネット上には古い「変換ソフト」を使った裏技情報が残っていることもありますが、それらは全てVersa 4では通用しないので注意してください。私も試しにやってみましたが、転送画面にすらたどり着けませんでした(笑)。

スマホなしでの単体再生は完全に不可

ここまでの話をまとめると、非常に残念な結論になりますが、Fitbit Versa 4を使って「スマホなし(Phone-free)」で音楽を再生することは100%不可能です。

ランニングに行くときは、必ずスマートフォンをポーチやポケットに入れて携帯する必要があります。ウォッチはあくまで、スマホから流れる音楽のボリュームを変えたり、曲を飛ばしたりする「コントローラー」としての役割しか持てません。

身軽に走り出したい私たちにとっては痛い仕様ですが、これが今のVersa 4の現実です。どうしてもスマホを持って走る必要があるなら、手で持つよりも「揺れないポーチ」を使うのが唯一の解決策です。

FlipBeltなら、腰に巻くだけでスマホの存在を忘れるほど快適に走れます。
「音楽のためにスマホを持つ」ストレスが劇的に減りますよ。

音楽が再生できない理由と仕様の真実

なぜこんな仕様になってしまったのでしょうか?実はこれ、技術的な限界というよりは、Googleによる「大人の事情」が大きく関わっていると言われています。

背景にある事情
Fitbitを買収したGoogleには、上位モデルとして「Pixel Watch」があります。もしVersa 4が高機能すぎると、Pixel Watchの立場がなくなってしまいますよね。

実際、Versa 4にはWi-Fiチップが内蔵されていますが、ソフトウェアで無効化されています。音楽データの転送にはWi-Fiが必須なのですが、それを意図的に封じているわけです。この「機能の差別化」によって、Versa 4はスマートウォッチというよりも「画面の大きな活動量計」という位置付けに戻ってしまった、と解釈するのが自然ですね。

もし「Googleのサービスをフル活用したい」「音楽も単体で聴きたい」と考えているなら、上位モデルであるPixel Watchシリーズとの違いもしっかり比較しておくことをおすすめします。
▶︎Google Pixel Watch 3 4 比較!バッテリーやサイズの違いを本音レビュー

Fitbit Versa 4の音楽再生に関する代替案

森の中を走るランナーの画像と、スマホを持たずに音楽を聴きたい人はVersa 3やGarminを選ぶべきだという提案

「できない」ことばかり並べてしまってすみません。でも、ガジェット好きな私としては、手元にあるVersa 4をなんとか活用したいとも思うわけです。ここからは、現状の仕様の中で私たちができる最大限の工夫や、どうしても我慢できない場合の代替案についてお話しします。

通知機能で音楽コントロールするやり方

先ほど少し触れた「通知機能」を使った操作方法。これが今のVersa 4ユーザーにとっての生命線です。具体的には以下の手順で設定します。

スクロールできます
手順内容
STEP 1Fitbitアプリを開き、Versa 4のデバイス設定に進む
STEP 2「通知」を選択し、通知を許可するアプリ一覧を開く
STEP 3SpotifyやAmazon Musicなど、普段使う音楽アプリにチェックを入れる
STEP 4スマホで音楽を再生し、画面をロックする

これで、スマホの通知センターに出る「再生パネル」の内容がVersa 4にも飛んできます。ウォッチ画面を上からスワイプして通知を開けば、そこから一時停止やスキップが可能になります。

アルバムアートが出なかったり、たまに反応しなかったりすることもありますが、何もしないよりは断然便利ですよ!

イヤホンは通話用で音楽は聴けない

「Bluetooth設定画面にイヤホンを接続する項目があるじゃないか!」と気づいた鋭い方もいるかもしれません。確かに、Versa 4はBluetoothイヤホンとペアリングできます。

しかし、これはあくまで「ハンズフリー通話」をするための接続なんです。

技術的な話をすると、通話用のプロファイル(HFP)には対応しているけれど、高音質な音楽を飛ばすプロファイル(A2DP)には対応していない、という状態です。なので、イヤホンを繋いでも、そこから聞こえるのは通話相手の声だけで、音楽は流れてきません。この罠にはまる人が本当に多いので、ぜひ覚えておいてください。

Versa 3との音楽機能の違いを比較

Fitbit Versa 3とDeezerのロゴが表示され、前モデルであれば音楽を時計に保存できることを示すスライド

もし、これから購入を考えている、あるいは買い替えを検討しているなら、一つ前のモデル「Versa 3」の方が幸せになれるかもしれません。

Versa 3ならできること
  • Wi-Fi接続が可能
  • Deezerなどのアプリで音楽を本体に保存可能
  • スマホなしでの音楽再生に対応

皮肉なことに、音楽機能に関しては新しいVersa 4よりも古いVersa 3の方が圧倒的に優秀なんです!バッテリー持ちなどはVersa 4も素晴らしいのですが、「スマホなし音楽」が絶対条件なら、あえて中古や在庫のVersa 3を探すのも賢い選択肢だと思います。

新品の在庫は少なくなっていますが、Amazonなどでまだ手に入ります。
「Fitbitの使い勝手のまま音楽を保存したい」という方は、在庫があるうちに確保しておくことを強くおすすめします。

音楽重視ならGarminがおすすめ

Spotify再生画面を表示したGarmin Venu Sq 2の画像と、最大500曲を保存してスマホなしで楽しめるという解説

「Fitbitのデザインは好きだけど、音楽が聴けないのはどうしても許せない…」という方には、他社製品への乗り換えも提案させてください。特に私がおすすめするのはGarmin(ガーミン)の「Venu Sq 2 Music」です。

Versa 4とほぼ同じ価格帯で四角いデザインでありながら、SpotifyやAmazon Musicのプレイリストをガッツリ本体に保存して、スマホなしで聴くことができます。正直、音楽好きのランナーにとっては、現状こちらのほうが満足度は高いかなと思います。

Versa 4と同価格帯で、Spotifyのオフライン再生に完全対応しています。
スマホを家に置いたまま、Bluetoothイヤホンだけで身軽に走りたいなら、これを選べば間違いありません。

GarminのVenuシリーズは画面も美しく、バッテリー持ちと機能のバランスが非常に優秀です。最新モデルの使い勝手や実力が気になる方は、以下のレビュー記事も参考にしてみてください。
▶︎Garmin Venu 4は買い?3ヶ月使って分かった「神」機能と弱点

まとめ:Fitbit Versa 4の音楽再生の現状

街中を歩くカップルの画像と、Googleマップ対応や薄さを重視する人がFitbit Versa 4に適しているというまとめ

今回は、Fitbit Versa 4の音楽再生機能について、少し厳しい現実も含めて解説してきました。

結論として、Fitbit Versa 4単体での音楽再生はできません。これは故障ではなく仕様であり、今後アップデートで改善される可能性も低いでしょう。できるのは、あくまで手元でスマホの音楽を操作することだけです。

ただ、Versa 4には「6日間持つバッテリー」や「薄くて軽い装着感」、「Suica対応」といった素晴らしいメリットもたくさんあります。音楽はスマホを持つか、ランニング用ポーチなどのアイテムでカバーしつつ、Versa 4の良さを活かしていくのが、私たちユーザーにとっての現実的な解(最適解)になるかなと思います。

この記事が、あなたのモヤモヤを解消する手助けになれば嬉しいです!

最後に、今回紹介した「Versa 4の弱点を補うアイテム」と「音楽特化の代替機」を載せておきますね。

▼Versa 4ユーザーの必需品(スマホを持って快適に走るなら)

▼「スマホなし音楽」を諦めきれない方へ(完璧な代替機)

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